宇治川河川敷 の「ヨシ(葦)焼き」が3月13日(2020年)から始まりました。

 

伏見の宇治川河川敷、観月橋から国道一号線宇治川大橋側の一帯で行われる「ヨシ(葦)焼き」が、  

 

3月13日(金)から始まりました。2020年度。

 

 

ヨシは、古くから「葦簀(よしず)」の材料として使われてきました。

 

文化財などの茅葺き屋根の材料などとしても使われます。

 

ヨシはイネ科の植物で、4月に芽を出し、秋に花が咲き、冬になると枯れます。

 

放っておくと、ヨシ原は藪になってしまうので

 

刈り取ったり 、ヨシ焼きをするなど手入れが必要です。 ヨシはまず刈り取り寝かします。

 

「葦簀」や茅葺き屋根の材料などにするものは乾燥させます。

 

 ヨシ焼きをする場合、ヨシが湿っていると大量の煙や灰を出して、民家や交通に迷惑がかかる

 

 

ため、ヨシが乾くのを 待って行われます。 今年の伏見・宇治川河川敷でのヨシ焼きは、

 

3月28日(土)までの風が弱く、ヨシが乾いた状態の5日間程度、

 

早朝5時半 から10時頃に、(株)山城萱葺が行っています。 

 

画像①、②は「ヨシ焼き」を行っているところ ③、④は、ヨシ焼きの区分をつくるため線状に焼いているところ 

 

⑤はヨシズ などの材料にするため、ヨシを干しているところ  ⑥は、ヨシズです。

 

 

⑦・⑧・⑨・⑩は3月21日に観月橋寄りのグランド西側で行われたヨシ焼きです。

 

(画像をクリックすれば、大きくなります。)

 

 

 

①「ヨシ焼き」を行っているところ 

 

③区分をつくるため線状に焼いているところ 

 

⑥ヨシズ

 

②同左

 

④同左

 

⑤ヨシを干しているところ